ドンキーコングのお米

2016.05.20 (金) /

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今年は延期と思われていたお米づくりでしたが、地元の方のお力添えもあり、何とか始動!

お隣さんの田んぼには、既に水が張られ、田植えも終わっている状態。
我が田んぼはといえば、ようやく昨日にトラクターが入り、土を耕し、水を引き込んだばかり。

マリオカートに例えるなら、スタートダッシュに失敗したドンキーコング状態でしたが、無事にスタートラインを切りました。今年の暮れには、美味しい金谷米が食べられそうですよ〜

本日の作業は、田んぼの畔塗り。畦の土が決壊してせっかく引き込んだ貴重な水が流出しないように防水加工します。
汚れ役でもあるオーナー・シンジが鍬を使って地道に作業していきます。その傍ら、我々農業新参者は先日刈り終えた
雑草集め。単純作業に見える雑草集めですが、はじめるとトコトンのめり込んでしまう、意外にも奥が深いもの。

ちなみに、写真左にいる農家の倅(せがれ)みたいな方は、昨年金谷に移住してきた佐藤慶宏君。地元では「よっちゃん」の名で親しまれています。(今後、金谷のキーパーソンなる方なので要チェックしておいても損はないかもです)

さて、靴を脱ぎ、太陽と風と虫の声と一緒に、なんとも贅沢すぎる金曜日の朝

上半身を屈め、10分も作業しようものならいろんな昆虫たちがお出迎えしてくれます。
カエル、トカゲ、ダンゴムシ、クモ、バッタ、コオロギ、ムカデ……。
小さな命たちも春の訪れと共に、せっせと暮らしの準備をしていました。

彼らの住処を荒らさないように(多分荒らしてしまっているんでしょうね)、慎重に雑草を集めては山にします。
裸足になった足裏で、土や雑草の温もりとチクッとする刺激を感じながら、黙々と大地と向きあう時間

今日も作業の冒頭で、オーナー・シンジが一言つぶやいていました。
「果たしてこのやり方であっているか分からない」と。

“正解かどうかなんて、わからない”byシンジ語録。

確かにハタケのハの字もわからない!!!

それでも、とりあえずやってみる
むしろ、今の正直な気持ちは、とりあえずやってみたい!

ド素人中心でやっている畑作業は、プロの方から見たら突っ込みどころ満載でしょう。
もしかしたら、正解の真逆を爆走していることだってあるかもしれません。

それでも、まずはやってみる。がむしゃらに試行錯誤を重ねながら。正解か不正解かを考えて動けなくなってしまうよりも、まずは手を動かしてみる。間違っていたらその都度修正。分からず手を動かしていると、地元の農家さんが助け舟を出してくれることもあります。そういった方々の知恵やノウハウ、農機具をお借りすることで、お米の収穫へと辿り着くのです

都会生活を送っていた頃は「考える前に動く」と、耳にタコができるほど聞かされたこの言葉の意味が、
ここにきて腑に落ちた気がします。

季節の移り変わりは待ってはくれません。次はいつ豪雨がくるかもわかりません。
自然の世界では、人間の生活リズムなんぞはどこふく風

それでも、間違えば自然は厳しく教えてくれるし、見えないところで優しく正してもくれる。そんな母なる大地から学ばせてもらう謙虚な姿勢と少年のようなヤンチャ精神で、今後も自然と向きあっていこうと思えた朝でした。

スタートダッシュに失敗した坊主頭のドンキーコングたち。勝負はこれから!
草刈りに追われる日々のなかで、雑草魂が育まれつつある金谷の若者集団は、
今年も金谷の美味しいお米をみなさんの食卓へ届けられるように、
食べる人を笑顔にできるように、日々精進して参ります。

地元の仲間たちとの活動も随時お伝えしていく予定ですが、
もう見るに耐えない!という方は是非、現地まで足を運んでお力添えくださいね(笑)

そして、最高に美味しい食卓をみんなで囲みましょう!


ケンジ

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